1年間の間で他社を見学・訪問する回数は、年間15社以上になります。
気が付けば、かなりの数になっているはずですね。
そこで、新コーナーを開設!
名付けて
「タカコ社長の会社訪問記」
「この年末になって、新コーナー開始ですか?」
と突っ込まれそうですが
思いついたら、即行動です!
さて、記念すべき第一回目の会社紹介は、
埼玉県春日部市にある、
冷間鍛造金型の設計製造を得意としている
日新精機株式会社 様
HPのトップページ かっこいいですね!
実は、生まれて初めて春日部市に足を踏み入れました。
早速、#クレヨンしんちゃん がお出迎えです。
ちなみに、わが高岡市は #ドラエもん が出迎えてくれます。
さて、事務所へ上がる階段の途中に、飛び込んできたのが、
とても素敵な「ウェルカムボード」
最近、ウェルカムボードでお出迎えしてくださる、製造業が増えました。
やっぱり、うれしいもんですね。
歓迎されていると勝手に感じ取ってしまいます。(*´з`)
小さな心遣いが、うれしい「おもてなし」につながりますね。
実は、中村社長と会うのは、今回で2回目。
詳しい会社の内容を知らないまま、工場見学をオファーしました。
中村社長も、弊社をよく知らないまあ、喜んで見学のオファーを受けてくださいました(*´з`)
ありがとうございます!
中村稔社長は、メッチャ明るいのです!
社長就任が2010年。(リーマンショックの翌年です)
おおお~私と一緒ですね!
・・・勝手に意気投合・・・
これまでの会社の取り組みと歩みをパワポで説明をしていただきました。
驚いたことに、
想像を超える経営改革をされてきたようです。Σ(・□・;)
①人材
・ベトナム技能研修生
・ベトナムエンジニア
・海外向け営業として、フィリピン人
同時に雇用したそうです。
「しゃ、社長は、もしかして、チャレンジャーですか?」
という問いに、笑いながら、
「実は失敗しちゃったんですよ!
残っているのは、ベトナム研修生だけなんです~」
失敗を、笑いながら話してくれる。
この若さで懐が大きいなあ~~素晴らしい!
クオンちゃん
弊社にも、ベトナムのエキスパート研修生に、クオンがいます。
②最新設備
現場を見せてもらうと、新しい工作機械が、所狭しと何台もあります!
しかも、メーカーは、スイス製の
Mikron社 ばかりではないですか!
精度は高く、価格もお高いメーカーだと記憶していますが・・・
設備投資が半端ないです!!
・ワイヤー放電加工 2台 (パレットチェンジャー付き)
・型彫放電加工 7台 (パレットチェンジャー付き)
・5軸マシニングセンター 1台
・5軸複合旋盤機 DMG製 2台
・精密マシニングセンター 1台
ほかにも数台、保持されています。
いやーお見事です!(拍手)
おや?
どこかで見たことのある、マグネットチャックが・・・
岩手県奥州市にある
サンアイ精機 製の
マグネットでワンチャックで脱着するマグネットチャックではないですか!!
(特許第5716132取得製品)
生産効率アップに、とても役に立っているそうですよ。
菊地社長、よかったですね~!!
日新精機株式会社の
企業理念
「圧倒的なチャレンジ精神」
全身がチャレンジしかない、中村社長ですが
社員の皆様も素敵です。
業界の専門誌のページを読んでみると・・・
2017年に「働き方改革」に取り組んだそうです。
・基本賃金に、残業分を加味して賃上げ
・残業は無し
ほうほう、さぞかし社員は喜んだでしょ?
がしか~し、開始3ケ月で撤回に追い込まれたそうです。
生産性が上がらず、納期遅れ続出。
結局、お客様に迷惑をかけることに。
で、社員から言われたのが
「目の前に仕事があるのに、帰るほうがつらいです」
そうだったのか!
と、社員の声に気が付いて、
現在は、残業は1時間程度に抑えて、生産効率を上げることに重視しているそうです。
チャレンジしたからこそ、良き道にたどり着けましたね。
社員さんたちも、仕事への責任と誇りがあり
いい声を上げていただきました。
これも中村社長が作り上げた、社風ですね。
私は、定期的に工場見学をするので、
社員さんの外部の方へのあいさつの仕方で現場の温度がわかります。
製造業においては、
数人は挨拶しても、あとは知らん顔の人もいるというのがほとんどのパターンです。
が、日新精機様は違った!。
社員全員が、外部の方に、手を止めて、体を向けて、相手の顔を見て
「こんにちわ」と、あいさつをします。
これには、本当に驚かされました。
このようなきちんとした挨拶ができていると、
黙っていても、製品の品質に保証が付いてきますよね。
「あいさつ」はコストのかからない品質保証なのです。
事務所で見つけた、
おもてなし規格認証2019 登録証
この認定証とおり、中村社長は、
おもてなし精神ナンバーワン社長です!!
社長ブログを、最後まで読んでいただきありがとうございます。