こんにちは、佐田です。

フジタに入社してから1ヶ月が立ちました!

この1ヶ月間初めて見るもの、知るものが沢山あり驚くことばかりでした。

 

特に、、、

                                     (50mm×50mm×80mm)

何も知らない私からするときれいに加工してある金属のブロックとしか見えないもの。

しかし、加工方法や検査についての話を聞くことで簡単にきれいに加工してあるなどと言ってはいけないことを学びました。

 

 

まず、ブロックの加工です。

このブロックは元々円柱だったものをフライス盤で加工してこの形にしたそうです。

真っすぐ切るだけなら簡単そう?と思いきや違うようです。

人間の目から見ると真っすぐで角も直角になっているように見えますが、

検査をしてみると少し傾いていたり角が直角でなかったりすることがあるようです。

この誤差を減らして加工するのが熟練しないとできない難しい作業とのこと。

このブロックはなんと誤差がほぼなく、このレベルで完成するには何度も作って練習する必要があるそうです。

簡単そうに見えてとても難しい作業だと学びました。

 

 

更に、表面がツルツルになっていることも熟練の技が込められていました。

フライス盤の刃は何枚もあり、それがそろっていないと製品に大きく線が入ってしまうそうです。

これだけ線が入らずきれいな加工面にするには、日頃から刃の手入れをしている必要があるとのこと。

現場で作業している方たちが日ごろから道具を大切に扱っていることをこのブロックから学ぶことができました。

 

知れば知るほど、ただきれいに切ってある鉄のブロックと見えていたものが

とても興味深いものに見えてきました。

たった一つのブロックでも奥が深いこの世界。

もっと金属や金型のことを知りたいと興味がわきました。

 

 

 

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