こんにちは、佐田です。
なんとこのブログ、移住女子ブログの50回目です!!(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
2019年4月から始まったこのブログ、
いつの間にか私は社会人歴&富山歴が3年目になりました。
最近は、移住者というよりも富山県民という意識が強くなり、
女子と言っていい歳でもなくなりはじめ(悲しい・・・)
「移住女子」というタイトルに違和感を覚え始めています(笑)
この3年間
富山の端から端まで遊びに行き、
富山の美味しい魚を沢山食べ、
富山弁を聞き返すことなく理解できるようにだいぶなり
(まだ分からない富山弁があらわれることもありますが・・・)
だいぶ富山に染まったなと自分で思います(笑)
さて、前回は電気を使った加工方法のお話でしたが、
今回は電気つながりで雷のお話です。
(パブリックドメインQ:https://publicdomainq.net/)
富山県といえば自然災害が比較的少ない県ですが、
実は雷がよく鳴り、その影響で停電になることもしばしばある県だったりします。
地元にいるときは雷で停電になったことは人生で1度くらいしかありませんが、
富山に住んでからは
毎年雷の影響で停電になった話を聞いたり・・・
実際に停電を経験したり・・・
雷が落ちてPCが壊れたり・・・
と雷の影響を受けています(´·ω·`)
私は自然災害が少ないことに惹かれて移住してきたに
おなかが痛くなるほど苦手な雷が多いと住んでから知ったので
「先に知りたかった・・・」
という思いが強いです(笑)
気象庁が発表している年間の雷日数の平均(1991年~2020年まで)は
(気象庁HP:lhttps://www.jma.go.jp/jma/kishou/)
富山県は平均32.2日で全国4位の日数となっています。
単純計算をすると11日に1回は雷が起きていることになります。多すぎる!
ちなみに、TOP3は
1位 石川県
2位 福井県
3位 新潟県 です。
1~4位までの順位を見ると日本海側、特に北陸のあたりで雷が多い事が分かりますね。
なぜこんなにも日本海側で雷がなるのかというと、
大陸からの風が対馬海流(暖流)で温められた日本海を渡る事で水分をたっぷり含み
その風とつめたい上空の空気がぶつかる事で雷を発生させているそうです。
そのため、上空の空気が特に冷たくなる冬になると雷がよくなります。
元々太平洋側育ちの私としては、
夏の雨が降っている日に雷が鳴るというのが定番ですが、
富山では、秋から冬にかけて打ち付けるような雹が降りながら雷が鳴るのが定番です。
雹が降ってくる経験もなかったので、初めて経験したときは世界が滅亡するのかと思いました(笑)
今年も富山県は11月ごろから雷がよく鳴っていたのですが、
そのときに、社内でこんなセリフがでてきました。
「’ぶりおこし’の季節がきた」
「ぶりおこし」という言葉をはじめて聞いた私はまったく理解できず
ついつい聞き返してしまいました(笑)
お話を聞いてみると、
冬に鳴る雷のことを「ぶりおこし」と富山県では呼んでいるそうです。
※お隣の石川県でも使われているとか
「ぶりおこし」の「ぶり」とは富山の魚と言えばのあの「鰤」です。
(きときとひみドットコム:https://www.kitokitohimi.com/site/gofun/119.html)
雷と鰤に関係性があるとは思えませんが
なぜ「ぶりおこし」と呼ばれているのでしょうか?
鰤は、秋から冬の時期になると北海道から南下してきます。
この時期の北陸に近い日本海は、
雷が落ちるほど大荒れです。
落ちた雷に驚いた鰤たちは逃げるように富山湾などの沿岸部に入っていきます。
富山湾で働く漁師さんの目線だと、
雷が鳴ると鰤が近海にやってくるのです!
雷が鳴ると鰤がくるということで「ぶりおこし」と呼ばれるようになったそうです。
「鰤がおいしくなるのはぶりおこしがなってから」
「雷が落ちるたびに鰤がおいしなる」
なんて言い伝えもあるそうです。さすが富山!
初めのころは「雷怖いなぁ嫌だなぁ」と思っていましたが、
最近は気にならないくらい慣れました。
これも富山に3年住んで変わった事の1つかもしれません。
富山のことをもっと知って立派な(?)富山県民になりたいです!(笑)
2021年も「移住女子のものづくり魅力発見記」を読んでいただき
ありがとうございました!
2022年も引き続きよろしくお願いいたします!!!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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