横型マシニングセンターによる螺旋状の溝加工とプログラムの自動化

今回は横型マシニングセンターの特性をうまく利用した加工をご紹介します。
使用した機械は前回と同じオークマ製のMILLAC630Hです。

1.　ワークデータ

2.　形状

丸いワークの周りに螺旋状に溝を削っていく加工です。溝の大きさは幅12mm、深さ4mm。
通常、丸いワークは旋盤での加工を考えがちですが、今回は横型マシニングセンターで加工を行いました。テーブルが回転する横型の特性をうまく利用した加工といえますね。

更に、今回はマクロによるプログラムの自動化を実現。一度では4mmという深さは出ないため、
今までは動作を繰り返す回数分のプログラムを入力しなければならず手間がかかっていました。
しかし今回は深さ4mmになるまで自動でプログラムを繰り返すようマクロを設定しました。
これにより工数の削減だけでなく、削りすぎのリスクも削減しました。

フジタでは短納期、高品質実現の為、加工方法の見直し、無駄の除去、リスク削減に
日々取り組んでおります。

フジタは少量多品種生産体制だからこそ蓄積できた
常識にとらわれない新しい発想と既存業務にとらわれない
業種を超えた幅広いネットワーク、そして独自の価値創造により、
お客様が喜ぶ商品開発や技術開発に取り組んでおります。

部品1点よりお見積りいたします。

モノづくりのご相談・ご質問は、フジタへお問い合わせ下さい。
https://www.fujita-k.co.jp/mail_form/mail.cgi?id=contact

日本全国の町工場の職人が主役のミュージアム「FACTORY ART MUSEUM TOYAMA」
展示作品随時募集中！
定期的にイベント開催しています。
最新情報はこちら
https://www.facebook.com/FactoryArtMuseumTOYAMA/