7月4日(月)、5日(火)の2日間にかけて内部監査を行いました。
「監査」と聞くとなんだか難しそうなイメージがありますが、
フジタでは難しいこと、堅苦しいことは一切ナシ!
フジタマネジメントシステムに書かれていることや、
社内ルールがきちんと守られているかを確認していきます。
安全第一
ISO9001は品質に関する規格なのですが、フジタでは仕事柄大きな機械や、鋭い刃物、重い材料を扱っているので、「安全」に関しても確認を行います。
確認内容は、
①普段気をつけていること
②現場内の危険箇所 の2点。
内部監査もこれで6回目。
「安全の為普段気をつけていること」といっても、当たり前にしていることが多く、
年長者になればなるほど最初はなかなか言葉にでてきませんでした。
それでも回を重ねるうちに、あれも、これもといろいろと出てくるようになりました。
みんなが危険を意識し、安全を心掛けられるようになっています。
また、慣れた職場でも危ない場所はあるものです。
作業中に「危ない!」と思った経験を吸い上げ、より安全な職場作りに活かしていきます。
品質への意識
品質の維持、向上のため、社内でもいろいろとルールがあります。
内部監査ではそのルールを理解しているか、
そしてキチンと守っているかを確認します。
更に、運用しているルールに不都合を感じていないかも
あわせて確認しています。
実はこれがとっても大切なことなのです!
フジタでは作業中のヒヤリ、ハットや発生した不良について、
昼礼でみんなに報告することになっています。
しかしこの報告について、前回の内部監査で
「言葉で説明するだけだとよくわからない」という意見が出ました。
社内で同じ不良を出さない為の報告ですが、聞いている側が
理解できなければやっている意味がありません。
早速どうすればいいかアイディアを聞き、すぐに報告の仕方を少し変えました。
今回の監査では「どんなことがあったのかがよくわかるようになった」と効果の確認も出来ました。
本当は不都合があったらすぐに声を上げてほしいのですが、実際はなかなか難しいことです。
こうやって改めて状況をヒヤリングすることで出てくる意見もたくさんあります。
内部監査を終えて
製造部のメンバー8名を対象に、1人12ヶの項目についてヒヤリングを行いました。
監査を終えてみると、要経過観察項目が16ヶ。
それぞれに今回の結果を連絡し、次回までの課題としてもらいます。
なんとなくですが、要経過観察項目も少なくなっているように感じます。
社内ルールの定着が進んでいる証拠です。
ルール定着を確認するのはもちろん、現場の意見を吸い上げる機会として、
今後も定期的に行っていきたいですね!