皆さんこんにちは。
先月に引き続きカイゼンについて書いてみます。
前回「継続」の難しさについて書きました。
(まだ読んでいない方はこちら <カイゼン30>作戦会議)
実は昨年末ごろから個人的に気になっていたことがありました。
それは、
発注用のカンバンが機能していない?
ということです(涙)
当社でよく使う工具は残り少なくなったら発注するよう、
発注点、発注数を決め、カンバン管理しているのですが、
それがあまり機能していないような…
事実、発注点未満での発注依頼が多くなっていました。
「カンバンを使って発注」というルールが消えかかっていたんです。
それでも「みんな忙しいし、このくらいは」と、
近くを通った時に在庫をチェックし、発注点以下のものは発注、補充を
人知れずしていましたが、事態は一向にカイゼンされません(当たり前ですが・・・)。
ということで、考え方を変えました。
今まで通り在庫の確認、発注はしますが、その際に全員宛に
発注がかかってないという事実を共有することにしました。
それはもう毎回、しつこいくらいに…
おそらく、言われるみんなにとってはあまり気持ちのいい情報ではないでしょう。
共有する私もなんだか気が引けます。
でもそうしているうちに「カンバンの発注点が見づらい」という声がでてきました。
何でもカンバンの文字が小さく、カンバンを取り上げて見ないと確認できないとのこと。
ということで、早速カイゼン。
キーとなる発注点が見やすいように、カンバンを取り上げなくても見えるように
大きく表示してみました。
Before 確かに文字が小さくて見づらいかも…
After
どうでしょう?
少しは見やすくなったのではないでしょうか?
事実は事実としてきちんと伝えることも必要なのかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。