皆さんこんにちは。

先日友人が富山県の滑川市の給食センターに自然栽培のサツマイモのツルを

寄贈するというので、収穫のお手伝いに行ってきたフジタスタッフです。

野菜を作るようになって思ったのですが、

私たちは食べないと生きていけないのに、

学校では食に関することを全くといっていいほど学んでません。

農業を学ぶと、

私たちの健康、環境、タネ、食品(遺伝子組み換え、ゲノム)など

いろいろなことに繋がっていて、エンドレス!

少しでも関心を持ってもらうきっかけになったらいいなと思っています。

 

 

さて、先日1日かけて社内カイゼンを行いました。

まずは3Sの基本、「整理」についてみんなで話し合いました。

 

いつもは「要らないものは捨てよう!」と言ってまず動くのですが、

今回はまずはミーティングから。

 

…というのも、先日参加したセミナーで

「そもそもいらない物の定義が決まっていますか?」

と聞かれハッとしたんです!

これまで 「いらない物=使わない物」 だと単純に思っていたのですが、

10年に1回使うか使わないかというような治具はいる物?いらない物?

依頼が来れば使える(でもいつ来るか分からない)工具はいる物?いらない物?

改めて聞かれると、「んーーーー…分からない… ><;」

しかも人によって答えが変わりそう…ダメだこりゃ

 

「いる物」、「いらない物」の境界線をどこで引くのか?

それがあいまいだったからなかなか捨てられない、

カイゼンをやっても全く変わらない!

いつまでたってもモノであふれている状態、

なのではないかと思ったんです。

 

こうやって「いる物」、「いらない物」の境界線を考えたことは

入社して7年経ちますが、初めてのことです。

恐らく、今回決めた当社の境界線は完璧ではありません。

やってみると、「このルールじゃダメだ!捨てられない!!」ということが出てくるでしょう。

それでも今後定期的に見直しながら当社の境界線を探していくきっかけにするために

まずは「決める」ことが大切なんです!

 

そんなこんなで第1回目の境界線が決まりましたので、

赤札作戦決行です!

赤札作戦とは?

社内にあるもの全てに赤札と言われる札を貼っていき、使うときに札を取ります。

一定期間後見回ってみると、一度でも使ったものには札がなくなり、

一度も使わなかったものには札が残ります。

こうやって使うものと使わないものを区別する手法です。

 

赤札作戦で大切なのは、作業日と自分の名前。

この2つを紙に書いて「いらないだろう」と思う物に貼りました。

(今回は付箋と荷札を使いました)

普段自分があまり使わない場所を担当しようということになったので、

よくわからない物にも貼っていきます…汗

中には大変なことになっているところも…

 

これはさすがに使ってないだろうといようなホコリをかぶったものは

一度全部出して、その日に捨てるかどうか判断。

出してみるとあらビックリ!

高価な材料が出てきたり、

製作事例に使えそうな以前の加工品が出てきたりと

お宝満載!!笑

 

こんなこともあるので、カイゼンしている、していないに関わらず、

一度大掃除することを強くお勧めします!笑

 

当社では「いる物」と、「いらない物」の境界線を1年と決めました。

なので、1年後再度見回って、赤札が貼られたままのものをを捨てる予定です。

さて、どれだけ赤札品が残っているのか?

赤札品を本当に捨てられるのか??

今から楽しみです。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

当社では工場見学のお申込みを随時受け付けております。

ご希望の方はこちらよりお申込みください。

https://www.fujita-k.co.jp/tour/

 

くだらないものグランプリ 参加中!

町工場が自社の技術を使って「くだらないもの」の製作に本気で挑戦!

当社も富山県より唯一参加しています!

事前投票:10/22(木)正午~11/2(月)17:00

投票サイト:https://forms.gle/X4SoynJQa3y1p1FSA