皆さんこんにちは。
11月20日(金)に1日お休みをいただきまして、
社員全員で来年にむけて戦略立案会議を行いました。
書いてみると長くなってしまったので、
今回は前後編の2回に分けてお送りします。
さて、毎年行っている戦略立案会議、
今年は例年と180°趣向を変えての開催でした。
一般的に会議という言葉から連想される堅苦しさは一切なく、
会議といっていいのかどうか…
それでも普段よりも中身が濃いというか、方向性が見えたというか、
なかなかピッタリな言葉が見つからないのですが、
新しい経験と発見、そして来年へのワクワクが詰まった1日となりました!!
今回は会社を飛び出し、地元の道の駅雨晴の多目的スペースにて開催しました!
海沿いにあり、地元のローカル線、JR氷見線が見えるという、
マニアにはたまらないロケーションにあります!
いつも見る景色と違うだけで、気分も頭の中もリフレッシュ!
当日は雨は降っていないものの、雲が多く、すっきりしない天気。
それでも向こう側に向かって明るい道筋ができていて
当社の明るい未来へ続いているかのよう(笑)
こんな中始まった1日。
会議の内容もいつもと違います。
例年は午前は通常業務、午後に戦略立案会議を行うのですが、
今年は午前中に哲学カフェ、午後に戦略立案会議という流れで行いました。
哲学カフェのテーマは「顧客の創造とは何か?」
講師として、当社ミュージアムで開催ている哲学カフェの講師でもある
野末様にお越しいただき、哲学初心者集団を上手くリードしていただきました。
さすが、元塾講師です!
長い経験があると言っても、全員が初心者という集団での進行は
やはり大変だったと思います。
本当にありがとうございました。
最初にテーマを聞いたときには普段考えたことがないテーマだったこともあり、
自分の中でも考えがまとまらず、
「当てられたらどう答えればいいんだろう」
「みんなは自分の考えを言えるのかしら?」
「誰も発言しない時間になるんじゃないか」
と心配していましたが、そんな心配はご無用でした。
まず「顧客」について、ドラッガーはどう述べているのかを簡単に紹介いただきました。
そして考え方の練習として、抽象と具体を教えていただき、
それを行き来することで考えの幅を広げ、新たな視点を見つけていきます。
抽象と具体を繰り返す中で見えてきたもの、それは「善の循環」です。
これはYKKの創業者、吉田氏が起業精神として唱えたもので、
他人の利益を図らずして自らの繁栄はないという考え方です。
講師の野末さんの問いについて考え、発言し、人の発言に耳を傾ける。
その繰り返しの中で、私たち社員の発言を聞くうちにこの言葉を思い出したと
野末さんよりご指摘いただきました。
正直、「善の循環」なんて言葉は初耳(汗)でしたし、
普段から意識しているかと聞かれれば自信はないのですが、
私たちの中に善の循環に通じる考えがあるのだと
新しい気づきを得た瞬間でした。
こうやって「考える」と「聞く」を繰り返しているうちに
自然とフジタ社員の考える「顧客」の姿が見え、
まとまっていくという、不思議な体験ができました。
皆さんの会社でも一度やってみてはいかがでしょう??
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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